毎月発行!
LPガスの魅力を伝える手書き新聞「ファミリーガス便り」を毎月発行しています。


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◆社長の独り言〈特別編〉
※今月は長編のため、本編はページの最後に載せております ↓↓
◆お料理メモ
・ハート形クルトンのクラムチャウダー
◆今月のクイズ
Q1:「ハム」「チーズ」「サラミ」この中で新製品はなに?
Q2:下のマス目の三字熟語・四字熟語を完成させてください!
同じ数字には同じ漢字が入ります。
右上の赤く囲っている四字熟語はなんでしょう?

クイズに正解の方に素敵なプレゼント!
◆社長の独り言:お遍路
令和7年9月13日お昼前に四国へ向け家を出発した。1番寺から88番寺まで順次廻ろうかと思ってはいたが、大分から愛媛に渡るのだから1番寺は徳島にあるので、道中沢山お寺あるので効率よく愛媛からスタートすることにした。初日は43番寺近くのビジネスホテルに泊まり、朝一番に43番寺明石寺を訪れる予定でいたが近くにもお寺があるということで南の方にある41番寺龍光寺をスタートとすることにした。朝早く参ったので人数も少なく、3人程ろうそくに火をともし線香をあげ納札、写経を奉納し、お賽銭をあげ、読経した。それを本堂と大師堂、それぞれ行ない納経所にて御朱印をいただく参拝ルールに則ったやり方ですすめていった。8時前には参拝を終え、納経所で御朱印の順番を待っていると学生らしき若者が「どこも8時からですよ」と教えてくれた。私の持っているガイドブックでは7時から5時となっているが、この時期は8時から5時ということらしい。もうひとりは長崎から来た人で、ここが結願88番目の寺らしい。3人であそこはどうだったとか話題はお寺の話しで話しがはずむ。長崎からの参拝者は、10日間かかったらしい。いろいろ聞きたかったけど、8時がすぎて、住職がおみえになり御朱印をいただき解散となった。駐車場にもどり、すぐ近くの42番寺佛木寺へと向かった。車を動かすと先程の若者が歩いている。歩いてお遍路しているようだ。手を振り私も次のお寺へと進んだ。くるまお遍路なる本も買ってどの道を通ればいいかロードマップまで載っていたのだが、カーナビに次の目的地を入力すると、勝手に道順を教えてくれる。その後カーナビに頼る旅となった。2回程災難に出くわすとは知らず。
玄関に忘れてきた杖に悔いの残る日になる。スタートはそこまでの階段登りではなかったが44番寺・45番寺と山登りと石段登りが続く。岩屋寺では参拝入口にここから600m先と案内版がある。体ならしに時折立ち止まり、片道1時間、行っても行ってもたどりつかない。前日2ヶ所道の駅で杖を探したのだが見つけきらず、道の駅のおばちゃんに「杖扱ってる店ないですか。」と聞いたところ「100均にあるんじゃない。」と返ってきた。四国はお遍路の土地だから全体で歓迎ムードなんだろうと勝手に思っていただけに道の駅等で揃えてないのにショックだった。専門店を探すしかないようだ。前半の35寺位は杖なしでの参拝となった。4時半位に初日9ヶ所廻りおえ、初めての車中泊の場所さがしを始めた。目ぼしをつけ「海の駅まつやま」に行った。時間がすぎてたので、レストラン・みやげ品店は閉っていた。駐車場にはけっこう車が停まっているし、車も入ってくる。しばらく様子を見ていると若者が夜釣りに来ている気配があり、静かに車中泊できそうにもないなと諦めた。スマホで空いているビジネスホテルを予約し、そこに泊まることにした。宿泊場所決めたところで、ホテルまでの間で入れる温泉に寄った。1日動き続けた身体には、温泉が気持ちよかった。充実感たっぷりだ。ところが、ある1つの光景に驚いたと同時、土地柄を見た。子供から大人まで誰一人、前をかくして入って来ない。私のよく行くゆぽっぽでは、一部の大人はそうだけど学生などの若者はタオルで前をかくすか、タオルをまいて入ってくる。しかしここでは誰一人と前をかくさず堂々と入ってくる。その後10日間毎日四国の温泉入ってまわったが、全部同じ光景。後半は私もかくさず堂々と入れるようになっていた。
初めての車中泊。日中は30℃を超す猛暑、夜も暑い。車のエアコン付ける訳にいかず、少しだけ窓を開け寝ることにする。暑さで何度も目を覚ます。3日目以降は車中泊もなれて、窓も全開で寝るようになった。1日のすごし方はこうだ。1日に8寺程廻り、5時までにその日の参拝を終え、次のお寺に近い所の温泉を探す。1日の頑張りを癒やし、寝る所を探す。道の駅で探すのだが中々見つからない。行ってみて、ここと決めたら夕食の弁当を調達する。道の駅近辺には食堂もまずないので、コンビニを探すことになる。場所によっては7km先ということもあった。だから毎日5時に参拝を終えて、道の駅到着するのは夜の8時。そんな毎日であった。初めての車中泊は道の駅今治湯ノ浦温泉。もちろんレストラン他全部閉ってる。駐車場の静かな場所を下見して温泉に行ってくることにする。大きな看板があったのでその道を進むと見たことのあるホテルがあるだけだ。進めば行き止まりだ。このホテルのことかと思いつつ温泉利用だけですがと尋ねると大丈夫ですとの声。そう、2年前宿泊したホテルであった。まさか同じホテルに出くわすとは。偶然とは何たることか。一人で大浴場満喫することができた。その日は10寺廻り、たっぷり歩いたので疲れとるのに最高であった。道の駅に戻って、2年前にいっしょに行った友人にラインした。偶然とはいえ、あのホテルにもう1度行けたことにびっくり。その日の夜は友人と長いことラインでやりとりした。計画して行くのは簡単だが、ふいうちのように現れると興奮する。
60番寺横峰寺は山道を10km程進み、駐車場から30分歩いた山の中にある。山岳信仰の聖地といわれ、昔はこの距離を歩いて参拝していたことを想像すると修行の場であったであろうことがうなずける。納経所で郵便局員に出会った。郵便物の配達で寄ったであろう局員は帰り際、本堂に向かってホラ貝を吹きはじめた。これはこの局員は専属でないとつとまらないだろうなと思いつつ、私は駐車場までの坂道を帰っていると、ご苦労様ですと声を掛けられた。追い越され、テクテク登っていく局員を見て、郵便物ある度にこの参道を大変な思いして届けているんだろうと労を労らう気持ちで見ていたら、びっくり、10km先に赤い軽乗用車がとまっているではないか。そうだよな、関係者しか通れない道がちゃんとあるんだと思うと同時に私の足の重さが倍増した。でも参道もお寺もすばらしい風景で印象に残る風景であった。次はロープウェイで行く66番寺雲辺寺。標高927mあるがロープウェイで登れるのはありがたい。宿泊場所は「道の駅とよはま」夜は暑くて窓全開で寝た。毎日15000歩程の歩数だがほとんどが階段、脚力きたえられる。翌日は67番寺観音寺をスタートし、68・69番は同じ敷地内にあり寺数を稼ぐ。71番寺弥谷寺に向う。石段の多いお寺と理解していたが、カーナビが中腹の駐車場まで案内してくれた。540段の予定が270段。最初の階段108段で不思議なことが起こった。その階段をスマホで撮っている時だった。スマホをもった左手の甲に野鳥がとまった。じっと動かさないようにしばらくながめた。写真に残せなかったが不思議な体験だった。首の下が少し赤みがかった鳥だったような。娘に話すと父しか知らないステキな思い出だねと。
洗濯物が5日分たまり、コインランドリーに行くことにした。連日猛暑で着替えが足りなくなる。1時間程、乾燥まで待ってる間ビジネスホテルを探す。東横インがあいていた。香川に来て、うどん食べたのはこのホテルが無料で提供しているこれだけだった。後にも先にも四国の美味しいもの、観光地にも目もくれず、ひたすらお寺巡りが目的であった。翌日82番寺根香寺をスタートし88番寺大窪寺と巡る。1番寺から廻るとここが結願寺となるが、私としては38番目だ。明日から徳島。ここで切り上げるのはもったいなく家族に続けて廻りたいとお願いした。OKと返事をもらいこれから徳島・高知と廻ることにした。1番寺霊山寺にはお遍路グッズが沢山並んでいる。途中のお寺で杖は買ったので装備は万全。後半に突入した。徳島ではお寺が隣接していることもあり、1日で16寺廻ることができた。12番寺焼山寺、ロープウェイでの21番寺大龍寺と廻り23番寺薬王寺と参拝する。そこの駐車場には温泉があり次の寺までの100kmあることもあり隣りの「道の駅日和佐」に泊まる。久しぶりに温泉内のレストランにて食事となった。明くる日の室戸岬周辺の3つの寺を巡り、高知市内のお寺に入ったところでカーナビがいうこときかなくなる。31番寺竹林寺を設定すると、トンネル内で目的地周辺ですと案内する。あの山の頂とわかっているのにトンネル内に連れていこうとする。お寺の隣りにある牧野植物園を設定して行ってみた。やはり駄目だ。持っている地図でも登り口がわからない。やっと見つけた道は出口で一方通行。道路標識もなく、その山の回りをくるくる走り、目の前のお寺につくのに2時間かかった。
残り4ヶ所となったが各お寺の移動距離が50km~90km。足摺岬近くの「キャンプ場とまろっと」に泊まることにする。ここまで天気に恵まれてきたが小雨になったのでキャンプ場サイトで楽できた。明くる日どのルートで廻ろうか考える。400段のお寺がある。このお寺は最後にしようと順番を決める。しかし翌朝400段のお寺から進んだ。結果88寺廻り切る目標に至るまでに越えなければいけない壁であった。さけて通る訳にはいかない壁に私の弱いところが出たと教えられた。40番寺観自在寺の参拝終えた時点で納経帳が埋まった。廻り切ったのだ。後は60km先のカーフェリー乗場三崎に向かい帰路についた。この10日間ひたすらお寺からお寺へそれだけに集中した。四国廻ってみて感じたのは1300年も前の各お寺を大切に保存し、しかもお寺まわりの民家も瓦屋根で木造の家。昔からそれを守ってることに驚いた。今の世の中、変わることが大事だが変わらないことも大切だと気付かされた。88寺廻って来たと友人に話すと「何か変わった?」とよく聞かれる。私のまわりには四国88ヶ所行った人あまり聞かないのでお遍路全部廻れたことを自慢できるできごととなった。廻ってみて、自分自身に自信がもてたこと、自分を信じる力が備わった気がする。50才の時、大型バイクの免許をとり、限定解除となった時、何か空を飛ぼうと思ったら飛べる気がした。60才の時、船の免許とった。70才すぎて今回のお遍路は人生の免許をもらった気がする。何にでも挑戦できる力をもらったような。空海の教えはこれから勉強することとし、この体験を大切にし、自然の大切さ人間のあるべき姿を見つめながら、老いに向きあい、いろんなことに挑戦していきたい。
