LPガスのことを知ってもらうことは、ガス屋さんとして重要な使命なひとつ。
ということで、不定期でLPガスに関するコラムを掲載していきたいと思います^^
記念すべき第1回は「【LPガスの豆知識】ガスは臭い?」です。
さて、みなさんは「ガス臭い」と聞いて臭いが想像できますか?
昔は当然のようにご家庭に「ガスコンロ」がありましたから、ガスの臭いを経験される方も多かったと思いますが、昨今はオール電化住宅などで育ったお子様世代など、ガスに触れる機会が少なくなっており、あの特有の臭いを知らずに成長されている方も多いかもしれませんね^^;
「玉ねぎの腐ったような臭い」などと表現されたりしますが、特に女性には大不評な臭いで、我が家も奥さんの妊娠中に部屋にあの臭いが少し漂っただけで、別の部屋に逃亡されたことがあります(つわりが倍増した気分になったとか。。)。
これだけ毛嫌いされている臭いですが、実は「人為的に着臭している」と言って信じてもらえるでしょうか?
なんと、LPガス自体は本来「無臭」なんです。
どういうこっちゃ?
少し想像して頂きたいのですが、ガスが「無臭」だとしたらどうなるでしょう?
そう、「気づかない」「気づけない」のです。
知らぬ間にガスが充満して、そんな中でライターに火を点けたら。。ボンっ!!
なんてことになったら大変ですよね><
そうならないために、「わざと」臭いにおいを付けて販売しているのです^^
何せ女性にあれだけ毛嫌いされる臭いです。。
ある意味、考えた人にとっては大成功ではないでしょうか?(笑)
しかし、先ほど触れたようにガスに触れる機会が無かったお子様世代が、親元を離れて一人暮らし等でガスコンロを使うことになった時、「ん?変な臭い。まいっか。」なんて考えてライターに火を点けてしまったら。。
そうならないためにも、一度あの臭いを経験させて「この臭いがしたら、絶対火を使ったらだめだからね!」と教えてあげて頂きたいのですm_ _m
また、もし臭いがした場合、空気の入れ替えが必要ですが、基本的に「換気扇はNG」と覚えておいてください。
換気扇のスイッチが火元になってしまう恐れがあります><
ただ窓を開けて換気し、すぐにガス屋さんに連絡を取ってください。
ガス漏れなどの事故対応は24時間受付けてもらえます。