東京ビッグサイトで開催された「第13回 水素・燃料電池展 FC EXPO 2017」に、森社長、専務、青木部長、前田さんが参加してきました!
今回はLPガス協会都城支部の研修として、他の販売店さんと協会の職員さんと約20名近くのメンバーで参加しました。
「ガス屋さんがなんで水素?」と思われるかもしれませんが、LPガスを使った「エネファーム」も原理としてはLPガスから水素を取り出して発電、給湯に利用していたり、水素エネルギーはガス屋さんも注目している分野なんです^^
原理上は水だけが排出されるクリーンなエネルギーなので環境にうるさい私(専務)は興味津々!
前置きはこれくらいで、レポートです。
まず、ビッグサイトのでかさに圧倒されました(まだ入ってない・・)
普段都城にいる私たちは、建物の大きさと人の多さに「すげー」としか言えなかったです^^;
会場の模様は撮影NGだったので、各社の公式画像にてご勘弁ください。汗
エネファーム
早速向かったのが、やはり「エネファーム」関連のブース。
東芝、Panasonic、アイシン精機が並び、各社の特徴が出ていました。
各社の印象はと言うと(注:個人の感想です)
東芝:バッテリーを必要としない自立運転機能。停電時には自動で電源供給源として働くため災害に強い。
Panasonic:ロングパフォーマンス発電設計(発電時間9万時間)。IoT化に対応しインターネットを通じて異常をスピーディに販売店に通知。
アイシン精機:コンパクト設計。他社に比べて発電効率が高い。給湯は給湯器を補助する程度と割り切った設計。
水素自動車
メンバーが一番興奮したのが、水素自動車の試乗!
HONDAさんの「CLARITY FUEL CELL」に乗せていただきました^^
エンジン音は無く、すごく静かです!タイヤが道の上を転がってる音だけがするイメージでしょうか^^
うっかり「未来(MIRAI)感がありますね」と言ってしまい(※MIRAIはトヨタさんの水素自動車)、ちょっとした緊迫感が車中を漂いました。笑
水素自動車の原理は、水素と空気中の酸素を化学反応させて発電した電気エネルギーを利用してモーターを回転させます。排出されるのは水なので、CO2等の大気汚染のないクリーンな自動車として期待されています。
ふと前方を走っていた車の排気口(?)をみると、湯気みたいなものが出ていました。
「水素車からは水滴がぽたぽた落ちるイメージを持たれる方もいるんですが、実際は湯気みたいな感じで出ていくんですよ」とのこと。
運転された方の説明だと、給油(給水素?)時間は約3分!走行距離も500kmは余裕で走りますよ、とのことでした。
ほぼ、ガソリン車と同じ様な感覚で利用できそうですね^^
原理は知っていても、実際に見て体験するとより身近に水素自動車がどのようなものかを感じることができました。
水素ステーション
最後に水素ステーション
各社、ガソリンスタンドのような水素ディスペンサーを展示していました。
実際に持ってみると、結構重かったです。(女性は両手じゃないと厳しいかも)
水素ステーションにはその場で水素を製造・充填するオンサイト型、別の場所で製造した水素をステーションに運搬し充填するオフサイト型、ローリーなどで直接FCV自動車に充填する移動型があるそうです(認識に誤りがあったらごめんなさい><)
水素ローリー車の紹介もされてましたね。
(番外)太陽光発電
別会場になりますが、太陽光発電も少し見てきました。
こちらは水素展以上に広かったです^^;
普段見かける太陽光パネルから、湾曲できるパネルを紹介しているブース。カーポートの屋根に付けませんか?といった提案まで色んなブースが出ていました。
感想
具体的に何かビジネスの進展があったわけではないですが、水素にまつわる技術や製品がどこまで進歩しているのかを体感できるよい機会であったと思います。
普段お目にかかるここすらないものが多かったので、大変刺激になりました^^